会長 挨拶


三多摩地区の表玄関都市「調布」を意識した稲門会活動を

会長 椎原 大典(昭35政経)

 

新年明けましておめでとうございます。平成28年(2016年)の年頭に当たり、一言ご挨拶申し上げます。会員、準会員の皆様方に置かれましては、清々しく健やかに新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

 

さて昨年一年間を振り返ってみますと、一昨年秋に打ち出された政府のSGU(スーパー・グローバル・ユニバーシティ)制度の基本方針の下に、早稲田大学当局もグローバル化に向けてまず大きく第一歩を踏み出しました。

 

他方で地域社会に役立つ大学のあり方等につきましても皆様方の一層のご関心とご理解を頂き、特に東京23区と三多摩地区の存在感が全国レベルの中で大きく増し、とりわけ調布市は三多摩26都市の中でも2020年の東京オリンピックの開催に当たり唯一の競技開催都市に指定された訳であります。これには私ども調布稲門会の歩むべき方向性が示されていることと考えます。

 

幸いにして緑と自然環境にも恵まれ、調布市は超高齢化社会の到来を前にして、一時心配された多摩地区がオールドタウン化されつつあるのではないかとの懸念とは反対に、多摩地区の表玄関都市としての役割が増し、そうした流れに沿って今後の稲門会のあり方も考えていかねばならないものだと思っています。

 

本年もまた昨年に続き地域社会との対話の機会を増やし、会員数の増加と活性化を図りながら、当稲門会に課せられた課題と使命を全うすべく努力を積み重ねていく所存です。どうか会員、準会員の皆様方のなお一層のご理解とご支援を頂きたくよろしくお願い申し上げます。

 

最後に私の好きな言葉(モットー)を申し上げます。

 

一、「頑張っているね」の一言で、勇気と力が湧いてくる。

 

二、躓いちゃっていいじゃないか。人間だもの。

 

三、水を飲む時は、井戸を掘った人の苦労を思え。

 

 皆様方のこの一年の一層のご清栄とご健勝を祈願しまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

 


調布稲門会 会長 椎原大典
調布稲門会 会長 椎原大典

 第5代早稲田大学校友会調布稲門会会長に就任の大任を仰せつかり、責任の重大さを感じています。九州、大分県で生まれ育ち、地元の高校を卒業し、2年間、肺結核の療養生活を経て20歳で上京し、早稲田大学政経学部に入学しました。昭和35年に卒業し、36年間の会社勤務を終え、現在に至っています。本籍を大分県から調布市に移し、調布人になりきっています。さて就任に当たり、私の信条、基本的なものの考え方について紹介致します。「着眼大局 着手小局」という言葉が、好きな言葉の一つです。囲碁の言葉で、戦力構想の基本です。「まず目を付けるときは全体を大きく見て、想を練る。そして実践は小さいことを積み重ねてゆき、事を成す」ということです。この言葉を胸に刻み、会長として調布稲門会の運営に当たる所存です。

 次に「母校への協力について」です。昨年秋、SGU(スーパー・グローバル・ユニバーシティー)制度がスタートし、13大学のうちの1校として指定され、国から資金援助を受けながら、グローバルレベル100位以内を目指して活動中です。また5年前に創立125周年を経て、現在は150周年に向けて『Waseda Vision 150』と銘打って着々と新たな準備が着手されています。調布稲門会としてもこのような動きに対して、どのような形でお役に立てるかどうか分かりませんが、できる限りの協力は惜しまない考えです。調布稲門会の基本的な柱の一つである地域社会への貢献について、例年、年末には社会福祉協議会主催のバザーには出店させて頂き、売上金は僅少ながらも寄付させて頂いています。新規イベントとして地域社会との交流という意味で、多摩川や野川のクリーン作戦にも参加し、汗を流すことで市に貢献できるようなことを検討中です。一方、会員相互の親睦について、従来の同好会の輪をさらに広げて、稲門会を面白くしようという発想の下、新しい提案をKJ法というアンケートのやり方でアイデアを募集し、目下、検討中です。それを順次実行に移したいと考えています。私は昭和11年の生まれであり、後期高齢者です。調布稲門会の活性化を図る意味でも、今年の稲門祭のテーマ『The Next Generation!!』ではありませんが、早い機会に若い人たちに譲るべきだと常々考えています。従って私の役目はワンポイントのリリーフ・ピッチャーでいいと思っていますが、気持ちはいつもベンチャー精神であふれています。最後に調布稲門会の発展を祈願し従来にも増して一層のご協力、ご支援をお願いし、就任のご挨拶とさせて頂きます。